当サイト運営者の私は英語の分かりやすい解説を研究しており、日々英語に関する様々な書籍を読んでおります。

現在は英語学習にビジネスが絡んだことにより、膨大な数の英語学習に関する書籍が溢れかえり、学習者にとっては選択肢が多すぎてどの書籍を読めばよいのか分からないという現状があります。

今回の投稿では、私がこれまで読み終えた書籍について簡単に紹介させていただき、書籍購入に迷われている方への少しでも参考になればと思います。

基本的に厳しい評価をしています。私のお勧め度50以上が個人的に購入をお勧めできる品になります。

英文法に関する書籍

英文法に関する書籍を紹介します。英文法の入門書から指導者向けと要求に応じて様々な種類があります。

大学受験を控える高校生向け

英文法

タイトル:高校生の基礎からの英語(高梨健吉著/美誠社)

お勧め度:100(最高は100)

素晴らしいの一言です。高校生が独学で英文法を学べるように、丁寧に言葉を尽くして英文法の解説が行われています。初版は昭和42年です。昭和の時代には英文法を重視し、学生が独学で勉強できるように配慮したこのような素晴らしい書籍が存在していました。この本は既に廃版となっていますが、中古であれば今でも入手可能です。私はオークションサイトで入手しました。現代ではこの書籍のように文法を丁寧に教えているものがほとんどありませんし、そもそも学校教育も文法を丁寧に教えることも少なくなっていますので、高校生にとっては英文法を学ぶという環境がどこにもなくてどうしようもない状況にあるのではないでしょうか。残念です。

英文法

タイトル:ゼロからわかる英語ベーシック教本(薬袋善郎/研究社)

お勧め度:92(最高は100)

英文法を学ぶすべての高校生に読んで欲しい一冊になります。英文法の知識がゼロの読者を想定して一から丁寧に文法事項の説明がなされています。内容は、英文法の基礎事項である「品詞の理解」「主語/動詞の目的語/前置詞の目的語/補語などの役割の理解」「動詞及び助動詞の活用や準動詞」に的を絞ってあり、とても丁寧にかつ確実に学んだことが理解できるように豊富な例題も用意されています。個人的に私が英文法を本格的に学ぶきっかけを与えてくださったのがこの本の著者の薬袋善郎先生で、大変感謝しています。薬袋先生の本が難しいという読者もいらっしゃるようですが、薬袋先生の攻略法はまず『ハイパーレクチャー英語構文の徹底講義』という約20時間のDVDの講義(とても丁寧に分かりやすく解説が行われています)を始めに受け、それから先生の書籍を『ゼロからわかる英語ベーシック教本』→『基本からわかる英語リーディング教本』→『英語リーディングの秘密』→『学校で教えてくれない英文法』→『英語リーディングの真実』→『思考力をみがく英文精読講義』→『英語構文のエッセンス Stage-2』→『英語構文のエッセンス Stage-3』という順番に読んでいくと、薬袋先生の英文法の知識が漏れなく吸収でき、圧倒的な英文法の実力が身に付くかと思います。

英文法

タイトル:基本からわかる英語リーディング教本(薬袋善郎/研究社)

お勧め度:92(最高は100)

英文法の中でも特に重要な要素が学べます。英文法のステップ1が「品詞の理解」「主語/動詞の目的語/前置詞の目的語/補語などの役割の理解」だとすると、ステップ2である「基本5文型」「準動詞」「従属節」が学べます。この3つの要素は比較的難しいのですが、ここを突破できれば、飛躍的に英文法力がアップします。そして、ステップ1とステップ2という大きな土台を築くことができれば、英文法への自信が芽生え、それ以降は比較的スムーズにその他周辺知識を獲得していけることでしょう。もしどうしても内容が理解できない場合は、『ハイパーレクチャー英語構文の徹底講義』という約20時間のDVDの講義(とても丁寧に分かりやすく解説が行われています)を観て頂くと、本書の内容が薬袋先生の解説動画で学べます。

英文法

タイトル:英文法用例辞典(荒木一雄著/研究者)

お勧め度:90(最高は100)

膨大な量の例文を通して英文法を学ぶことができます。新しく獲得した英文法の知識について、たくさんの例文に触れることで記憶に定着させられると期待できます。

英文法

タイトル:表現の為のロイヤル英文法(綿貫陽&マーク・ピーターセン著/旺文社)

お勧め度:75(最高は100)

完全に行き届いているとまでは言えませんが、英文法の用語に対する解説が行われていて、文法を学びながら英語の表現の方法についても学べる内容になっています。高校生にとっては少し難しいかもしれません。
文法書ということで、文法の基本事項がすべて収められています。ネイティブの視点で様々な表現に対する解説があり、本書の1番の見どころはこの解説にある思います。

英文法

タイトル:徹底例解 ロイヤル英文法(綿貫陽著/旺文社)

お勧め度:15(最高は100)

大学受験を控える高校生向けとして考えると、文法用語を沢山使っている割に、文法用語に対する丁寧な説明が行われておらず、学生への文法嫌いを生みかねない内容かと個人的には思います。学校で丁寧な英文法の説明が行われない現在では、高校生がこれを見て自力で文法の力を身に付けていくにはやはり説明が足りていないと感じます。本書の中身は、基本的な英文法の知識が網羅されています。

大学生や社会人向け

英文法

タイトル:TOEICテストスーパートレーニング 基礎文法編(薬袋善郎著/研究者)

お勧め度:84(最高は100)

薬袋先生の書籍です。読者が最低限の文法知識を知っていることを前提に、最小のエネルギーで英文法力を高め、TOEIC得点アップを図ることを目的とした、忙しくて時間のない人に最適の本です。TOEICの問題を通して英文法の「品詞」「基本5文型」「準動詞」「従属節」「関係代名詞」などについて理解を深めることができます。

英文法

タイトル:English Grammar in Use for Intermediate(Raymond Murphy/CAMBRIDGE)

お勧め度:62(最高は100)

ケンブリッジ社の有名な英文法を学べるテキストブックです。全145ユニットあって内容が豊富です。全ページ英語です。左側のページに文法の説明があり、右側のページで問題を解いて学ぶという感じです。文法といっても、文法の専門用語が使われているというわけではなく、実際の使用場面から、表現方法を学ぶといった内容です。個人的にはあまりお勧めではありません。その理由は、個人的な経験から学習が非効率だと感じたからです。本書では英語で文法の説明があるのですが、英語で行われる説明が日本人にとっては母国語ではないため、すっと頭に入りにくく、その場では理解できても、なかなか頭に定着しないことが多々ありました。仮に日本語で同じ内容を学べば、きっと短時間でしかも確実に内容を理解できると思うのです。感覚的には、日本語の文法書で10分で確実に学べる事項を本書では30-40分かけてぼんやりと理解できるという状態になってしまうことが懸念され、そうした観点から厳しめの評価にしています。中身は単純に良いと思います。

英語講師/英語教師/英語指導者向け

英文法

タイトル:総解英文法(高梨健吉著/美誠社)

お勧め度:90(最高は100)

高梨健吉先生の有名な文法書です。英文法を苦手としてしまう人が多い理由に、英文法の学習の際にたくさん用いられる英文法の専門用語の定義が理解できないことにより英文法を苦手としてしまう人が多いです。学習者が専門用語の定義を理解できないのは、指導者や参考書の説明が下手である、説明が足りてない、そもそも説明をしていないという状況が考えられます。昔と比較すると、現代では、指導者や参考書を作る側の英文法の知識が浅く、そのような状況下で作られた書籍や参考書に英文法(英語という言葉)の本質を見抜いた解説ができるかというとそれは疑問です。書籍や参考書を作る側に知識がないので、無理に学習者に暗記させようとする書籍や参考書が多くなっているような気がしてなりません。さて、高梨先生の書籍の特徴は英文法を「英語ということばの使い方のルール」として、丁寧に分かりやすく説明しているのが特徴です。こちらの文法書は1970年初版発行のものですが現代でももちろん通用します。この文法書自体はもともと高校生を対象としていますが、専門性の高い内容ですので指導者向けとして紹介します。

英文法

タイトル:英文法解説(江川泰一郎著/金子書房)

お勧め度:85(最高は100)

ところどころに解説の項目があり、多くの英文法書などから集めた情報で作られたその解説がとても分かりやすくて良いです。文法書ということで、文法の基本事項がすべて収められています。

英文法マニア向け

英文法

タイトル:ケンブリッジ現代英語文法入門(高橋邦年監訳/CAMBRIDGE)

お勧め度:84(最高は100)

本書では、これまで聞いたことの無いような文法用語が沢山現れます。文法とは、例えばひとつの語が文の中でどのような役割を行っているかということに注目し、その特徴と同じような特徴を持つものをグループ化し、それに名前を付けて、文法として認識しようというものだと考えることができるとおもいます。本書では、その形作られた文法を教えるのではなく、語の役割の方に目を向けて、既存の文法にはとらわれずにグループを作っていくような作業が行われていると見受けられます。英文法好きの人にとっては、新しい気付きを与えてくれ、かつ楽しませてくれる良い本だと思います。

英会話に関する書籍

英会話

タイトル:英会話日常表現大辞典10000+(ソリクラブ著/アルク)

お勧め度:77(最高は100)

英会話(日常表現)について、場面別で例文がたくさん収録されています。コンセプトは1つの表現に対し、複数の例文を提示しようというもので、本書には10000を超える例文が収録されています。2700のフレーズに対し、それぞれ平均4つの例文が用意されていて、自分の好きな表現をその中から選択できるのが魅力的だと思います。

英会話

タイトル:JAPANESE phrase book & dictionary(Berlitz)

お勧め度:75(最高は100)

日本を旅行する英語話者向けの日本語のフレーズブックです。外国人英語話者向けの日本語の旅行用フレーズブックですが、英語のフレーズの日本語訳が付いていて、日本人がこの本を旅行用の英語のフレーズブックとして使うことが可能です。旅行の際に必要なフレーズが収録されていて、旅に最適です。サイズも(縦14.5cm/横10.5cm/厚さ1.3cm)とコンパクトで持ち運びに便利です。

英単語や語感に関する書籍

前置詞

前置詞

タイトル:イメージで比べてわかる前置詞使い分けBOOK(清水健二監修/ベレ出版)

お勧め度:90(最高は100)

英語を感覚で使いこなしたいと思う人はまず前置詞の感覚を掴むことから始めてみましょう。本書では55に及ぶ前置詞の語感について、解説と例文、イラストを通して学ぶことができます。今現在、自分自身が前置詞をどのように使っているか考えてみてください。暗記の延長になっていないでしょうか。前置詞にはことばとことばをつなぐ働きがありますが、単純に言葉をつなぐという文法的な側面だけではなく、そこに前置詞それぞれが持つイメージを加えることによって、話す、聞く、書く、読むの4技能を基本とする表現や受容の力が大きく伸びることは間違いないと思います。前置詞については、当サイトでもくわしく説明してますので、ご参考ください。リンクはこちら→前置詞の研究(カテゴリー)

前置詞

タイトル:ネイティブの感覚で前置詞が使える(ロス典子/ベレ出版)

お勧め度:72(最高は100)

豊富な例文とイラストで前置詞の感覚を身に付ける練習ができます。全699ページと凄いボリューム感です。感覚を養うにはやはり量をこなすことが大事だと思います。

英語関連の諸知識

英語史

タイトル:英語の歴史から考える 英文法の「なぜ」(朝尾幸次郎著/大修館書店)

お勧め度:80(最高は100点)

学校などで英文法を学んだ際、納得のいかない(筋の通っていない)文法のルールに出くわしたことは誰しも必ずあると思います。その「なぜ」に対し、英語史をたどることで、そのモヤモヤを解消しようというのがこの本の試みです。言葉というのは時代が進むにつれ使われ方が変化するのが必然で、その変化の影響により文法に歪みが生じてしまうことがどの言語にも必ずあります。本書はその歪みを英語史を辿ることによって読者に教えてあげようというのが狙いだと解釈しました。英語を指導する立場の人であれば、一読しておくべき内容かと思います。英語史の知識が得られます。個人的には、不定冠詞「a」と定冠詞「the」の使い方の説明の部分が非常に分かりやすく勉強になりました。



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